2008年3月 8日 (土)

再びドイツ見聞記

ドイツの交通機関と乗車券

ドイツで市内交通の乗車券の種類は1回乗車券、シングル1日乗車券、シングル3日乗車券、パートナー1日乗車券、パートナー3日乗車券それに回数券でその詳細はガイドブックに記載されているのでここでは定期券について述べる。
定期券にも1週間通用とか1ヶ月ものとかあって時間の制限が加えられているものがあるがミュンヘンの例えば週間通用定期は13.3ユーロ、また月間通用定期は35ユーロである。
これは市内であればいわゆるSバーン(近郊電車)、Uバーン(地下鉄)、トラム(市内電車)それにバスのいずれにも乗車できしかも期間中乗り放題である。しかも日本の定期みたいに購入者に使用が限定されていない。そのパスを持てば誰でも使用が可能である。そのため名前の表示はおろか男女の区別もないごく小さな紙切れである。
月間定期券35ユーロを円価に換算すると約5,500円程度である。これを高いと見るか、安いと見るかは人によって
異なるがとにかく便利この上ないことは確かだ。おかげで旅行者の当方、四方八方の美術館やショッピングセンターを巡ることが出来た。ご承知の通りドイツの鉄道は駅に改札がない。そのため時々車内に検札員が周ってきて切符なり定期券の提示を求められる。もし持っていないのを見つかると有無を言わせず40ユーロの罰金だ。今まで何回かこの検札に出くわしたことがあるが不正に乗車していて罰金を払わされている人を見かけたことがない。
ということはドイツ人には不正をはたらく人が少ないか40ユーロの罰金が惜しいかのどちらかだろう。
日本の大都市でもスイカとかパスモでJRとか私鉄あるいは地下鉄・バスに共通する乗車券が流通し始め便利さが増しているが観光客を誘致するという観点から普通の切符の共用化及び1日乗車券とか3日乗車券など種類を増やして割引制度を導入すべきと考える。
なおICE等長距離電車では通常の料金のほかに時間帯とか混雑程度に応じて大幅な割引料金制度がある。
日本の新幹線料金はいかにも高すぎると思うのは小生だけか。せめてシーズンオフ時とか早朝あるいは夜間などにもっと割引料金を適用して欲しいものだ。

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2006年9月 1日 (金)

知床の旅

今年の夏は世界遺産に登録されて未踏破の知床行だ。

訪れた第一印象はあれれ、見所は何なのかとの不安がよぎる。

自然遺産地屋久島の縄文杉のような売り物もないし白神山地のぶなの原生林があるわけでもない。

つまりどこに遺産があるの?ということ。そこで遅まきながらウイキペディアで調べた。それにはこうある。

「冬には世界で最も南端に接岸する流氷が訪れる。この流氷により大量のプランクトンが知床半島付近にもたらされ、サケなどの豊富な魚介類が生息する。サケは秋に知床の河川を遡上し、ヒグマオジロワシなどに捕食される。これらの動物の排泄物および死骸は、植物の栄養素として陸地に還元される。このような、海と陸との食物連鎖を見ることのできる貴重な自然環境が残る点が国際自然保護連合IUCN)に評価され、2005年に世界自然遺産の登録物件となった。」なるほど合点。知床5湖だって沼地に毛が生えた程度で神秘性はもう一つ、つまりビジュアルな観光名所としては実感がわかない世界遺産といえるのではないか。

 それよりも頭をよぎるのは知床半島に程近い網走刑務所のことだ。刑務所というより凶悪犯と政治犯が同居する強制収用所のイメージがいつまでも付いて回るのだが現在は懲役7年以下の比較的軽い刑の犯罪者が収監されているというのがバスガイドさんの解説。そして明治23年(1890)にこの刑務所が作られたそもそもの理由の中に旧ソ連の南下政策対策があったとははじめて聞いた。その防波堤としての役割があったのだという。

されば先ごろ起こった根室沖のカニ漁船銃撃・拿捕の事件が思い浮かぶ。日ソ不可侵条約を破って戦後のどさくさに北方4島を略奪し自分の領土だと居直り続けるロシアの破廉恥さにはあきれるが執拗にそれを突いて返せ、戻せといわない外務省にもあきれる。もしや明治政府のほうが先見の明があったのかもしれない。それにしてもここでも戦後はまだ終わっていないということか。

 翻って、ツアーの夕食オプションメニューとして毛ガニ姿盛一尾2,500円、三大ガニ(毛ガニ、ズワイガニ、タラバ足)舟盛6,000円とある。オプションのほうに力が入っているのか夕膳はいまひとつだ。

ツアー途中トイレ休憩のお土産屋では網走産本タラバ姿一尾8,500円(定価は9,800円だと)

同網走産毛ガニ3尾9,000円(通常14,400円だと)だ。

旅行会社とお土産屋がつるんでいるのは仕方がないとしてもそのべらぼうな値段には開いた口がふさがらない。現にオーツク海近くの一般の魚介類店ではカニなどお土産店の殆ど半値に近い。

それにしても日本人は何故こんなにカニにこだわるようになったのだろう。もっとも日本人だけでない。

大口の中国人が突然カニに目覚めたせいもあるらしい。

そんな高価なカニをほしいという消費者、獲れば儲かって生活が出来るという漁業者。

夕張メロンが一個1万円以上もするのに何のこだわりもなく買う人間がいることが不思議で仕方がない。

庶民の手に届かない高価なカニにしろメロンにしろいずれ消費者が賢くなれば栽培者はに跳ね返って商売上がったりの時代が来ると思うのだが。

 帰りがけに新千歳空港の三階にあるラーメン道場の一つに入って札幌ラーメンを

食べたがそのまずいことといったらありやしない。札幌ラーメンの名前が泣く。

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2006年4月13日 (木)

ドイツ見聞録ーユーロ編ー

電車の切符は自動販売機で買うのですが、その際ユーロの紙幣を使いますと釣はコインでしか
出ない仕組になっていまして値の張る札を使いますとジャラジャラとコインだらけになって
しまいます。一方コインだけで切符を買うとき、拒否して受け付けないケースが多いのです。
コインの識別を厳しくしているのだろうと勝手に考えますが少し古くなったコインは全然ダメです。
そのコインはご存知の通り表は12カ国共通のデザインを使用しており裏は各国独自のデザインを
使っているのですね。共通通貨のユーロをはじめて間もないのでドイツ一カ国で見られるコイン
にはまだ数カ国分しか混じっていないのですがそのうち12ヶ国どこへ行ってもいろいろなコイン
に会えるかもしれません。てなわけで、今そのコインを集めるコレクションが人気を呼んでいる
そうです。
しかしそれにしても現地で1万円を両替したらわずか67ユーロくらいにしかなりませんでした。
つまり1ユーロが140円ぐらいというわけですが僕が15年前にドイツにいたときは1マルクが
80~100円ぐらいでしたからほぼ5割程度円の価値が下落したということになります。
いいかえればこの間日本の国力が先進国に対し半減したということになりそれがこれまで手を
こまねいて何もしなかった政治家のつけということになります。
ちなみに中国の元は1元が14円ほどですよね。国民所得が日本よりはるかに低い国のお金の
価値が円より高いというのはどう考えてもおかしいと思わざるを得ません。
日本でデノミを行う機会がこのデフレ時代にあったのにその良い機会を逃がした責任も
政治家にあると考えています。

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オランダの雲助タクシー

フェルメールの絵を見るべくオランダへ行ったときのことです。
アムステルダム空港でホテルまでタクシーを拾ったのですが、このホテルへ行き
たいのだが知っているかと聞くとイエスという。乗り込んだところカーナビを
セットし始めたのです。なあんだ道を良く知らないんだと思いつつまあいいかと
眺めていたところセット完了で走り出しました(オランダのカーナビというのは
画面が無く音声だけの器械です)。オランダ語は知りませんが、道順を指示して
いるようです。ところが、少し走ったところでナビをガチャガチャいじくり出し
たんです。ふとメーターを見ると未だ半時ほどかかるはずなのに空港でインフォ
メーションで聞いたタクシー代を遥かに上回っているんです。
ははあ、これは例の雲助タクシーだと直感。どうしてナビをそういう風にチェン
ジするのかと質問。彼依然ガチャガチャです。そこで、君は悪徳タクシーだね。
されば、管理センターに報告するよ、とフロンとガラスに張ってあるタクシーの
ナンバーとセンターの電話番号を書きとめはじめました。
そのとたん彼はメーターをリセットし、この金額を請求しません、金額は貴方が
決めてくださいというのです。そのあと、ホテルまで説教しながら聞くところに
よると8年前にアフガニスタンからオランダへ来た難民だとのこと。
ちなみに同じ難民がオランダには4万人来ているとのこと。

恐らくは日本からの旅行者がさんざん被害にあっているのではと推測しますが海
外でこんなケースに出くわしたときは、運ちゃんの目の前でおもむろに
タクシーナンバーを書き写すのが一番効果あること教えてあげたいものです。

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