チューリップの花を切る不届きもの

トルコ原産のチューリップはターバン(チュリパン:tulipan:頭巾)に似ているところから名がついたと言われる。
その花言葉は、 博愛であり思いやりでありそして美しい目なのだそうだ。
最近どこの何者だか分からないがそのチューリップを頭から切り取り捨てる輩が現われた。
しかも1本だけでなく何十本も犠牲になったという。
チューリップを国花と定めている国はトルコはもとよりオランダ、ベルギーそれにアフガニスタンである。
チューリップを国花とするこれらの国がチューリップを無残に切り取られるのを聞いたらどう思うだろうか。
まるで自分の首を切られる思いに駆られるのではないだろうか。なさけなく、やるせない。
この輩は博愛なんぞ微塵もなく、人間への思いやりも欠落し、多分、美しい目どころか、にごった目をしているのではないか。どんな理由があるのか知る由もないが多分今はやりの殺人鬼がほざくごとくむしゃくしゃしてやった、ということだろう。それとも花の美しさに自らの劣等感と嫉妬の高まりを覚え、チューリップをやり込めたく錯誤したか。
ともかく花をめでる気持ちもないとは人間、心も大いに荒んでいることだろう。哀れな人間だ、いや人間というのもおこがましい。普通は荒んだ心が花をみて和まされるのだが、このような人の場合は花が人間の荒んだ心をみてあざけっているに違いない。
昔なら不届き千万なり、と返す刀で一刀両断にされるところだ。
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