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2007年11月29日 (木)

利用者の立場に立っていない成田空港

ドイツへ赴任帰国する息子家族を見送りに久方ぶりに成田空港へ行った。我孫子駅からJR成田線で成田へ行きそこで空港行きの電車に乗り換えるわけだがとにかく成田へ行く電車が日中は2本しかなくしかも成田で空港行きに連絡している電車は1本だけだ。でないと京成電車に乗り換えるるしか手立てがないという旧態依然のさまは成田空港開港以来続いている。成田から空港までの電車は10数分だがその間車内アナウンスは次は空港第二ビルそしてその次が終点の空港というだけで、空港第2ビル駅で下車する人たちに対する案内は何一つない。第2ビル駅と空港駅を利用する客は航空会社によって分かれているわけでどこそこ航空利用の乗客はこちらの第2ビル駅でそしてどこそこ航空利用の乗客は次の終点成田空港駅でお降りくださいというアナウンスが絶対欠かせないはずだ。
恐らくは終点成田空港駅で降りるべきところを間違えて一つ駅を早く降りてしまう外国人がいるのではないか。
空港へ行く電車の車内放送としては最低必要な案内アナウンスだろう。
そして今度は終着成田空港駅到着。降りたら例によって身分証の提示を求められる。空港内に入るのに身分を確かめられるのは世界広しと言えども成田だけではないか。成田闘争の残滓が依然残っていて警備等(年間警備費は約100億円とか)に多大の税金を無駄に使っている見本というわけだ。
さて、今度は各航空会社の出発ゲートへ行くわけだが今度は北ウイングと南ウイング別れている。さてどこそこ航空会社はどちらのウイングかを知ろうとしても案内板がない。とにかくチェックインカウンターは4階というわけでエレベーターを利用するがエレベーターの中にも何の案内表示がない。仕方がないから闇雲に4階のチェックインカウンターへ行きそこで調べるってわけで不親切そのもの。利用者のことを念頭におかず勝手に空港作りをする典型だ。しかも4階ではチェックインカウンターの近くに以前据えてあった待合のいすが全部取り払われていた。
チェックインを終えやれやれと見送る人と旅発つ人との少しの別れを惜しむ空間もないという情けないお粗末空港、それが日本の世界へ向けた玄関成田空港である。

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